開催国への笛は甘い?

●ワールドカップ
イエローカード レッドカード
開催国に対して 対戦相手に対して 開催国に対して 対戦相手に対して
1998 フランス大会 13 17 3 1
1994 アメリカ大会 9 7 1 1
1990 イタリア大会 6 13 0 1
1986 メキシコ大会 10 9 1 1
1982 スペイン大会 6 7 0 1
1978 アルゼンチン大会 5 12 0 2
1974 西ドイツ大会 3 13 0 1
1970 メキシコ大会 3 11 0 0
1966 イングランド大会 0 0 0 1
1962 チリ大会 0 0 1 3
1958 スウェーデン大会 0 0 0 1
1954 スイス大会 0 0 0 0
1950 ブラジル大会 0 0 0 0
1938 フランス大会 0 0 0 0
1934 イタリア大会 0 0 0 0
1930 ウルグァイ大会 0 0 0 0
*イエローカード,レッドカードが導入されたのは1970年メキシコ大会から
それ以前の大会に関しては退場者
数を表示している。
●南米選手権
イエローカード レッドカード
開催国に対して 対戦相手に対して 開催国に対して 対戦相手に対して
2001 コロンビア大会 12 12 1 5
1999 パラグァイ大会 4 10 0 0
1997 ボリビア大会 9 14 1 4
1995 ウルグァイ大会 8 12 0 1
●欧州選手権
イエローカード レッドカード
開催国に対して 対戦相手に対して 開催国に対して 対戦相手に対して
2000 ベルギー大会 6 6 1 1
2000 オランダ大会 9 12 0 2
1996 イングランド大会 9 15 0 0




●疑惑のゴール
過去のW杯で一番疑惑が持たれているのは66年イングランド大会の決勝戦、イングランドvs西ドイツの試合でのゴールだ。
2対2で迎えた延長前半12分、ジョフ・ハースト(イングランド)のミドルシュートはクロスバーを直撃して真下に落下した。
ボールはゴールライン上あたりでバウンドし外へ蹴り出された。 微妙な位置でバウンドしたボールに対して主審のディーンスト(スイス)はロシア人の線審に意見を聞いたあと、ゴールを認めた。このシーンは今でもTVで放映されることもあるが、ゴールラインを外れているようにも見える。

●主審の評価
現在名実ともに世界bPの評価を受けているのはイタリアのピエルルイジ・コッリーナ主審。
彼は国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)から最優秀審判賞を2001年まで4年連続で受賞している。
2位は2000年欧州選手権の決勝を裁いたアンデルス・フリスク。 3位にキム・ニールセン。
また、9位にはウルス・マイアーが入っている。

●主審ミニ知識



キム・ニールセン(デンマーク)/
98フランスのアルゼンチンvsイングランド戦でベッカムにレッド退場を命じた主審。

ウルス・マイアー(スイス)今大会チェコvsベルギーのプレイオフ第1戦で前半41分にチェコの選手を退場させた主審。

アリ・ブサイム(UAE)南米・オセアニア地区予選のプレイオフ、ウルグァイvsオーストラリア戦で笛を吹いた主審。

アントニオ・ロペス・ニエト(スペイン)ユーゴスラビアvsスロベニア戦で10枚のイエローを出した主審。

マルクス・メルク(ドイツ)2000年欧州選手権の準決勝・イタリアvsオランダ戦でオランダに2度のPKを与え(オランダは2本ともはずして結局PK戦の末敗退)、最終的には10枚のイエローと1枚のレッドを出した。

フェリペ・ラモス・リソ(メキシコ)シドニーオリンピック決勝のカメルーンvsスペイン戦でスペインの2選手を退場させた主審。

金永珠(韓国)トルシエジャパンの初戦(vsエジプト戦)で笛を吹いた。 ・陸俊 中国 昨年11月のvsイタリア戦の主審。

ヌディ・ファラ(セネガル)シドニー五輪の日本vsスロバキア戦の主審。中田ヒデと森岡にイエローを出し、次節のブラジル戦では累積警告で出場停止になった。

アルヘン・サンチェス(アルゼンチン)99年ワールドユース決勝、スペインvs日本戦でスペインにペナルティエリア内での間接FKを与えた。南米予選のエクアドルvsパラグァイ戦で乱入した観客に襲われた。

上川徹(日本)アイルランドとのプレイオフをかけたアジア3位決定戦のイランvsUAE戦、開始8分でイランの選手に2枚目のイエローを出して退場させた。





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